VCE BOOTHで入手

VRChat カメラ用アバターギミック

選ぶだけで、
映える写真に。

VRC Camera Effect(VCE)は、VRChatのカメラにフィルターをかけるアバターギミックです。メニューから21種類の中のひとつを選ぶだけで、いつものワールド・いつものアバターが、撮った瞬間に「作品」になります。写真の知識も、撮ったあとの編集もいりません。

  • メニューで選ぶだけ
  • 編集アプリはいらない
  • 撮った写真にそのまま残る
VRC Camera Effectでフィルターをかけたカメラの画面
カメラの画面での見え方。この色のまま写真になります。

はじめかた

3ステップで使えます

Unityでアバターに入れておけば、あとはVRChatの中でメニューを押すだけです。

  1. UnityPackageを入れる

    アバターのプロジェクトに、ダウンロードしたUnityPackageをインポートします。

  2. Prefabをドラッグ&ドロップ

    VRC CameraEffect/Generated/VRC CameraEffect.prefab を、Hierarchyのアバターの直下にドラッグ&ドロップします。設定は必要ありません。いつもどおりアップロードして完了です。

  3. メニューでONにする

    VRChatでカメラを開き、Expressionsメニューの「VCE」→「ON / OFF」。あとは「フィルター」から好きなものを選びます。

必要なもの:PC版VRChat(Quest非対応)と、VRChat SDK - AvatarsModular Avatar の2つだけです。lilToonなどのシェーダーには依存しません。メニュー・パラメーター・FXの統合はModular Avatarが自動で行うので、既存のメニューやアニメーターを手で編集する必要はありません。

編集いらず

撮った瞬間に、もう完成

撮った写真をPCに取り出して、アプリで色を調整して、やっと投稿する——その手間がまるごとなくなります。カメラの画面で見えている色が、そのまま保存される写真の色だからです。撮ったらそのまま投稿できます。

フィルターをOFFにした、いつものカメラ画面
フィルター OFF
フィルターをONにしたカメラ画面。色とコントラストが変わっている
フィルター ON(クラリティ)
  • 撮ってすぐ投稿できる色を決めるのは撮る前です。撮れた時点で仕上がっているので、そのままXやInstagramに上げられます。
  • 解像度を変えても同じ見た目ビネットの広さも、粒の大きさも、日付の文字の大きさも、画面の短いほうの辺に対する比率で作ってあります。1920x1080でも4Kでも、プレビューと同じ絵で保存されます。

フィルター

21種類。4つのグループから選ぶ

「カラー」は色味の調整、「フィルム」はフィルムカメラの再現、「モノクロ・セピア」は色を抜いたもの、「おもしろ」は機材そのものの癖を出したものです。どのグループでも、点灯中のものをもう一度押すとOFF(フィルターなし)に戻ります。

メニュー:VCE → フィルター

画像について:各フィルターの作例は準備中です。いまは仮の画像が入っています。

カラー

6種類

色を残したまま、写真の印象を変えるグループです。ワールドの雰囲気に合わせて選びます。

クラリティをかけたカメラの画面

クラリティ迷ったらこれ

どうなるか
彩度とコントラストを少しだけ上げます。「フィルターをかけた」と気づかれない程度の底上げです。
こんなときに
いつもの写真をひと押し良くしたいとき。ワールドを選ばず使えます。初期状態で選ばれているのもこれです。
ウォームグロウをかけたカメラの画面

ウォームグロウ

どうなるか
色が暖色に寄り、明るいところから光が広くにじみます。西日が差し込んだような絵になります。
こんなときに
夕方のワールド、窓際、逆光。暖色の照明があるところ。
クールナイトをかけたカメラの画面

クールナイト

どうなるか
色が寒色に寄り、黒が締まります。ネオンや光る看板がにじみます。
こんなときに
夜景、暗いワールド、街のネオン。暗い場所で締まりのない絵になってしまうときに。
パステルをかけたカメラの画面

パステル

どうなるか
彩度とコントラストを落として全体を明るくし、明るいところにピンクを乗せます。
こんなときに
淡い色の衣装、やわらかい雰囲気にしたいとき。白を基調としたワールドに。
ドリーミーをかけたカメラの画面

ドリーミー

どうなるか
画面全体がふんわりにじみ、隅から光が漏れます。
こんなときに
幻想的なワールド、夢の中のような一枚にしたいとき。
ビビッドをかけたカメラの画面

ビビッド

どうなるか
小細工なしで彩度を上げます。色そのものを強くしたいとき用です。
こんなときに
カラフルなワールド、色の濃い衣装。SNSで目を引かせたいとき。

フィルム

3種類

フィルムカメラで撮ったときの癖を再現したグループです。粒子・光のにじみ・色の転びがセットで乗ります。

フィルムフェードをかけたカメラの画面

フィルムフェード

どうなるか
黒が浮き、粒子が乗り、影が寒色・明るいところが暖色に転びます。退色したプリントの色です。
こんなときに
日常のスナップ、友達との写真。いちばん使いやすいフィルム系です。
レンズ付きフィルムをかけたカメラの画面

レンズ付きフィルム

どうなるか
使い捨てカメラ。絞りもシャッターも固定なので少し明るすぎ、隅が流れ、影が緑に寄り、明るいところが早々に飛んでにじみます。
こんなときに
90〜00年代の空気感。記念写真、旅行の1枚。
インスタントをかけたカメラの画面

インスタント

どうなるか
インスタントカメラ。黒が最後まで沈まず、コントラストが緩やか。影にティール、明るいところにクリーム。
こんなときに
チェキのような1枚に。日付と組み合わせると、より写真らしくなります。

モノクロ・セピア

8種類

色を抜いたグループです。同じ「白黒」でも、時代と印画紙で見え方が変わります。目的に合わせて選んでください。

1940をかけたカメラの画面

1940

どうなるか
1940年代の銀塩プリント。明るいところがクリーム、影が冷たく、粒が粗く、隅が落ちます。
こんなときに
古典的なポートレート。年代物の衣装に。
セピアをかけたカメラの画面

セピア

どうなるか
全体が一様な茶色。1940よりコントラストが低く、黒がさらに浮いた褪せたトーンです。
こんなときに
昔の写真館のような一枚。落ち着いた雰囲気に。
ハイコン白黒をかけたカメラの画面

ハイコン白黒

どうなるか
締まった黒、飛ぶ白、色かぶりなし。混じりけのない白黒です。
こんなときに
陰影のはっきりした場面、アイコン用。形や線をはっきり見せたいとき。
ノワールをかけたカメラの画面

ノワール

どうなるか
全体を暗くし、影を完全に潰し、光るものだけをにじませます。隅は強く落ちます。
こんなときに
夜、雨、逆光のシルエット。緊張感のある一枚に。
プラチナをかけたカメラの画面

プラチナ

どうなるか
極端に長く柔らかい階調。黒が浮き、粒もほとんどありません。ノワールの正反対です。
こんなときに
明るく静かな空気。白い衣装、やわらかい光のワールド。
サイアノをかけたカメラの画面

サイアノ

どうなるか
青写真。グレーに青を乗せたのではなく、最初から最後まで青いプリントです。
こんなときに
水中、氷、青い照明のワールド。冷たい印象にしたいとき。
ゴールドをかけたカメラの画面

ゴールド

どうなるか
金調色。セピアより赤く硬く、黒がしっかり残ります。
こんなときに
豪華な衣装、暖色の照明。セピアでは緩すぎるときに。
古写真をかけたカメラの画面

古写真

どうなるか
80年引き出しに入っていた写真。コントラストが抜け、紙が黄ばみ、隅が暗く、粒が粗くなります。
こんなときに
日付と合わせて「見つかった古い写真」に。ホラー系のワールドにも。

おもしろ

4種類

機材そのものの癖を出したグループです。きれいに撮るためではなく、そのカメラで撮ったように見せるためのものです。

トイカメラをかけたカメラの画面

トイカメラ

どうなるか
プラスチックレンズ。色が合わず隅で破綻し、シアン寄りになり、光が漏れます。強いビネットが持ち味です。
こんなときに
ゆるいスナップ。中心に主役を置く写真と相性がいいです。
VHSをかけたカメラの画面

VHS

どうなるか
摩耗したテープ。色が輝度とずれ、解像が落ち、黒が浮き、走査線が見えます。
こんなときに
レトロ、ホラー、配信画面風。日付と組み合わせると効果的です。
監視カメラをかけたカメラの画面

監視カメラ

どうなるか
ほぼ無彩色、粗いセンサー、消せないノイズ、隅が見えないレンズ。
こんなときに
日付と必ず合わせてください。ネタ写真、記録映像風の一枚に。
グリッチをかけたカメラの画面

グリッチ

どうなるか
信号の破綻。RGBが横にずれ、帯が横滑りします。動く映像ではなく「壊れた瞬間の写真」として固定してあります。
こんなときに
サイバー系、エラー演出。強度を下げると軽い乱れになります。

強度・ビネット

ダイヤル2つで、微調整

フィルターを選んだあと、エフェクトの強さを2つのダイヤル(ラジアルパペット)で調整します。

メニュー:VCE → 強度 / ビネット
強度を最大にしたノワール。完全な白黒になっている
強度 最大(完全な白黒)
強度を下げたノワール。元の色がうっすら残っている
強度 低め(色が残る)
  • 0まで下げれば、必ず元の絵に戻る元の映像と混ぜる形で効かせているので、下げきれば完全に素の状態です。「効きすぎた」と思ったら下げるだけで戻せます。
  • モノクロ系は、下げると色が混ざります初期値は0.85なので、15%だけ元の色が残っています。完全な白黒・セピアにしたいときは強度を最大にしてください。逆に、少しだけ色を残した「褪せたカラー写真」もこれで作れます。
  • 日付には効きません日付は色味ではなく構造なので、強度とは独立しています。

初期値が0.85なのは、一度も触っていないラジアルパペットが初期値を返すためです。0から始めると、初めてONにしたときに「効かない」と見えてしまいます。

ビネットのダイヤルを0にした画面
ビネット 0(フィルターの設計どおり)
ビネットのダイヤルを上げた画面。四隅が暗く落ちている
ビネット 最大(隅をさらに落とす)
  • 隅を暗くして、中心を見せる写真の四隅を落とすと、見る人の目が中央の主役に向きます。人物写真で効きます。
  • フィルターのビネットに足しますダイヤルが0のときは、そのフィルターが元々持っているビネットのままです。強いビネットが持ち味のトイカメラやノワールでは、上げすぎに注意してください。

日付の焼き込み

右下に、デートバックの刻印

写真の右下に、撮った日の日付を入れられます。日付はその日のものが自動で入ります。設定も、撮るたびの操作もいりません。

フィルムカメラのデートバックと同じく、フィルムに露光される光として描いています。そのため加算のみ、色はオレンジのみ、にじみなしです。上から文字を乗せたキャプションではなく、写真に焼き込まれた刻印として見えます。

メニュー:VCE → 日付
写真の右下にオレンジ色の7セグメント文字で日付が焼き込まれた様子
位置は右下固定、大きさは画面の短いほうの辺の2.5%です。
種類表示
7セグ 'YY M D'26 9 23
7セグ YYYY M D2026 9 23
7セグ D M 'YY23 9 '26
ドット M D 'YY9 23 '26
ドット 'YY M D'26 9 23
ドット YYYY M D2026 9 23

好きな日付にしたいときは、Unityで CameraEffect Overlay マテリアルの Date From Clock をOFFにし、Fixed Year / Month / Day に数字を入れてください。撮影日ではなく、その日付が固定で焼き込まれます。

日付を使うときは、ぼかしをOFFに。VRChatのカメラのぼかし(被写界深度)は、このツールが描いたあとに画面全体へかかります。画面の隅は合焦していないことが多いので、日付や走査線がぼけます。

シーン別

迷ったら、この組み合わせ

撮りたい写真に近いものを選んで、そのままメニューで設定してください。強度はあくまで目安です。

撮りたい写真フィルター強度日付ポイント
いつものポートレートクラリティ初期値のままかけていると気づかれない程度に、色と締まりが出ます。
夕方・逆光ウォームグロウやや強め光が広がるぶん明るく見えます。白飛びが気になるときは強度を下げます。
夜景・ネオンクールナイト初期値のまま黒が締まります。暗いワールドで絵が眠いときに。
友達とのスナップレンズ付きフィルムフィルムフェード初期値のままドット M D 'YY日付を入れると一気に「その頃の写真」になります。
チェキ風の1枚インスタント初期値のまま7セグ 'YY M Dコントラストが緩いので、明るいワールドが合います。
かっこいいモノクロハイコン白黒ノワール最大強度を下げると色が残ります。完全な白黒にしたいなら最大に。
やわらかい白黒プラチナ最大白い衣装、明るい光のワールドで。
レトロ・ホラーVHS古写真やや強めドット YYYY M DぼかしはOFFに。走査線と日付がぼけます。
ネタ写真監視カメラグリッチ最大7セグ YYYY M D監視カメラは日付とセットで完成します。

姉妹ツール

VRC CameraHelperと一緒に使えます

VRC CameraHelper(VCH)は「撮影には写らない補助線」、VCEは「撮影に写るフィルター」です。役割が逆なので、両方入れても衝突しません(描画順で住み分けています)。

  • 構図はVCH、色はVCE構図ガイド・クロップ枠・水平器で構図を決めて、フィルターで色を決める。撮れるのは「構図が整っていて、色も決まっている写真」です。
  • ガイドはフィルターの影響を受けませんガイド類はフィルターがかかった映像の上に描かれます。モノクロのフィルターをかけていても、ガイドの線の色はそのまま読めます。
  • 写真に残るのはフィルターだけガイド・クロップ枠・水平器は保存写真に写りません。フィルターは写ります。

白飛び警告との組み合わせ:VCHの白飛び警告とグレースケールは、フィルターがかかったあとの映像を読みます。つまり「フィルター込みで白飛びしているか」を見ることになります。ウォームグロウのように明るく持ち上げるフィルターでは、そのぶん警告が出やすくなります。

おすすめの順番

  1. VCHの構図ガイドとクロップで、置きたい場所と切れる範囲を決める
  2. 水平器で傾きを直す
  3. VCEのフィルターを選び、強度を決める
  4. (日付を使うなら)カメラのぼかしをOFFにする
  5. 撮る

よくある質問

困ったときは

普段の視界やミラーにもかかりますか?

かかりません。カメラを構えているときのカメラ画面だけです。ミラーの中もそのままです。ただし、ミラーを撮った写真にはフィルターがかかります(それはカメラで撮った写真だからです)。

モノクロにしたのに、色が少し残ります

強度の初期値が0.85のためです。15%だけ元の色が混ざります。完全な白黒・セピアにしたいときは、強度のダイヤルを最大にしてください。

日付を、撮った日ではなく好きな日にできますか?

できます。初期状態では撮影した日が自動で入りますが、Unityで CameraEffect Overlay マテリアルの Date From Clock をOFFにすると、Fixed Year / Month / Day に入れた日付が固定で焼き込まれます。

なお、VRChatのクライアントが古くて時計が取れない場合も、この Fixed の値が使われます。

日付や走査線がぼやけます

カメラのぼかし(被写界深度)をONにしているためです。ぼかしはこのツールが描いたあとに画面全体へかかるので、画面の隅にある日付や走査線もぼけます。ビネット・光漏れ・粒子はぼけても馴染むので問題ありません。日付を使うときは、ぼかしをOFFにしてください。

動作が重くなりませんか?

ONのあいだは、画面の色を読み取るぶんの負荷がかかります。特に光のにじみが強いフィルター(ウォームグロウ・ドリーミー・レンズ付きフィルム)が重めです。OFFのあいだは描画そのものが消えるので、負荷はゼロです。

表示のON / OFFを記憶しないのはこのためで、アバターを読み込んだ直後は必ずOFFから始まります。

フィルターが表示されません

まず「VCE」→「ON / OFF」を押してください。アバターを読み込むたびにOFFに戻ります。それでも出ない場合は、カメラの設定で自分のアバターを映さない設定になっていないか確認してください。

Questでも使えますか?

PC版VRChat専用です。Questには対応していません。画面の色を読み取る仕組みを使っているためです。